去年、神戸市の住宅街で拳銃を発砲した罪などに問われている神戸山口組系の暴力団員の裁判員裁判が始まり、被告は起訴された内容を認めたうえで「覚せい剤をやめられず、拳
銃を撃って警察に捕まろうと思った」などと述べました。

神戸山口組系の暴力団員、小椋慶一被告(49)は、去年10月、神戸市長田区の住宅街の路上で拳銃を発砲したなどとして銃刀法違反などの罪に問われています。
神戸地方裁判所で5日から始まった裁判員裁判で、小椋被告は起訴された内容を認めました。
そして、「拳銃は10年ほど前に購入した」と述べたうえで、「これまで何回も覚せい剤の事件で逮捕されていたのに、覚せい剤を使用してしまい、自分自身が情けなくなった。
拳銃を撃って警察に捕まろうと思った」などと述べました。
判決は、7日、言い渡されます。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190605/0016233.html