【今帰仁】今帰仁村社会福祉協議会(田港朝茂会長)で同会の施設内で巣立った鳥の巣の片づけをしたところ、巣の中に「とりのから揚げとトンカツ」の揚げ物が残され、その謎に職員らが驚いている。

同会施設内の人の手の届かない地上約4メートルの屋根裏配管上に鳥が巣を作り、最近までひなが鳴いていた。
23日にそのひなが巣立った様子だったので朝の掃除時間に職員が脚立を使い片付けた際に、茶色い物体が落ち「大変だ! ひなが落ちた」と慌てて近寄ってみると、
何と「とりのから揚げとトンカツ」が一切れずつ巣の中から出てきた。

職員の上野加威さんは「いろんな鳥が毎年巣立っているが、片付ける際に、揚げ物がある事はもちろん初めてで、職員同士、なんで人の手の届かない巣の中に揚げ物が置いてあるんだろうと驚いている」と笑顔で話した。

巣はおそらくイソヒヨドリの物ではないかと言う。何のために、揚げ物があるか不明だが、その鳥が場所を借りたお礼なのか? また鳥が置いたのであれば、ブラックユーモアにあふれさらに謎が深まる。
(新城孝博通信員)

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