「五時過ぎた カモンベイビー USA(うさ)ばらし」−。第一生命保険が23日、「第32回サラリーマン川柳コンクール」の人気投票の結果を発表し、
就業時間終了後の解放感を流行歌の歌詞にちなんで詠んだ60代女性の作品が3446票で1位に輝いた。

 働き方改革で労働時間は減ったが、今まで仕事一筋に働いてきた人々の現実を浮き彫りにしたのは「ノー残業 趣味なし 金なし 居場所なし」(4位)。
「やっと縁 切れた上司が 再雇用」(6位)、「叱っても 褒めても返事は 『ヤバイッス!』」(10位)など、上司や部下に対する悩みを吐露した句も目立った。

 「メルカリで 妻が売るのは 俺の物」(3位)は、急成長したシェアリングエコノミーで起きた悲哀を嘆いた。

https://www.sankei.com/smp/economy/news/190523/ecn1905230024-s1.html