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イタリア半島の西、エーゲ海に浮かぶサルデーニャ島は、5000年前に巨石文明が栄えたとされる場所だ。
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島には20トンを超える巨石で作られた通称「巨人の墓」が約800基、階段ピラミッド状の構造物、世界遺産になっている「ヌラーゲ」と呼ばれる円錐形の石の塔が7000個以上も点在している。
複数の塔と壁と迷路で形成され、1万〜3万トンという巨石がモルタルなしで積み上げられている。
また、サルデーニャ島には巨人伝説が語り継がれており、島民は高度な技術で建築されたこれらの巨石遺構は「古代の先住民たる巨人たちによるものだ」と信じて疑わない。
実は、今年になって、「巨人の墓」から見つかったという「巨大な顎の骨と歯」が話題になっている。2012年に農夫が偶然発見したもので、同島在住のジャーナリストであるマルセロ・ポラスッティという人物が縁あって預かり受けることになったという代物だ。
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発見された巨大な歯と顎の骨。分析の結果、ヒトと同じ内部構造であるということが判明している
情報によれば、ポラスッティは知友の歯科医エンリコ・マンカに分析を依頼。その結果、ヒトの親指ほどの高さの1本の歯と、顎の骨に残っていた3本の歯はヒトの臼歯だということが判明した。
一般的にはヒトの臼歯の大きさが約2センチなのに対し、分析した歯は一番大きなもので3.5センチもあり、これまで見たこともないものだったという。
(続く)