2020年東京五輪・パラリンピックを前に受動喫煙対策強化が進む中、長崎大は19日、
喫煙者を今後採用しない方針を明らかにした。「学生や教職員の健康を守るため」としている。
禁煙を採用条件に掲げる企業は一部にあるが、大学の取り組みとしては「他に聞いたことがない」という。

 長崎大によると、既に配布している教職員の募集要項には喫煙者を
採用しないと明記。面接時にも、たばこを吸うかどうかを確認する。

 学内に5月、無料の禁煙外来を設け、現在たばこを吸っている教職員や
学生らの禁煙も後押しする。長崎大には教職員が約4千人おり、昨年8月時点の喫煙率は約8%。

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