再建に向け寄付の呼びかけ始まる

フランスでは大聖堂の再建に向けた支援の動きが始まっています。

文化財の保護に取り組んでいるフランスの民間の財団「フレンチ・ヘリテージ・ファウンデーション」は、
公式サイトのホームページに「ノートルダム大聖堂を救おう」という文言とともに、炎があがる大聖堂の
写真を掲載しました。

写真には「貴重な財産を失い、世界中の人々が悲しみにくれています。これからの世代のために、
大聖堂を再建することは私たちの義務です」というメッセージが添えられていて、再建に向けて
寄付に協力するよう呼びかけています。

一方「グッチ」や「イブ・サンローラン」など複数の高級ブランドを傘下に持つフランスのグループ企業
「ケリング」のフランソワ・アンリ・ピノー会長兼CEOは、地元メディアの取材に対し、
自身の投資会社を通じて、1億ユーロ、日本円にして126億円を大聖堂の再建のために
寄付する考えを明らかにしました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190416/k10011885511000.html