担任を持つ教師のほぼ半分に当たる7人が妊娠というおめでたラッシュに沸いているのは、カンザス州セジウィック郡ゴダードのオークストリート小学校だ。

校長のアシュリー・ミラーさんは「ほんとにおめでたい話なの。
実を言うと、3人目の妊娠を聞いた時はちょっとショックだったんです。そして4人目の時はかなり大きなショックを受けました。
5人目になると、もう返す言葉がありませんでした。7人目ともなると、『おめでとう』という言葉より先に『本当なの? 嘘でしょう?』と口走っていましたよ」と笑う。
教職について20年になるアシュリーさんだが、同じ時期に1つの学校で7人が妊娠するという話は聞いたことがないという。

7月に男の子を出産予定のケイリー・ビシックさんは「校内で3番目に妊娠した同僚から『4人目のあなたは、校長になんて言われるかわからないわよ』って言われました。
もちろん冗談ですが、私の報告の後にすぐに5人目の妊娠がわかってホッとしたのを覚えています」と語り、苦笑した。

なお7人は、決して妊娠の時期を揃えようとしたわけではないことを明かしているが、同時期の同僚の妊娠は精神的にかなりプラスになったと口をそろえる。

10月に双子を出産予定のケリー・シーアンさんは、今の気持ちをこう話した。

「同じ職場に7人の妊婦がいるなんて、こんな経験はなかなかできないでしょうね。
体調の相談もできるし、みんなで子育てをして、子供たちも一緒に成長して遊ぶことができるでしょう。とてもワクワクしているわ。」

教師7人が妊婦になった小学校 校長も当初「冗談でしょう」(米)
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