e‐スポーツ大会「Snowball」が、3月31日に市民文化センターで開かれ、多くの観衆が集まりながら、
子どもから大人までゲームの腕を競い合った。

名寄e‐Sports協会(宗片一樹代表)が主催。e‐スポーツは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、
コンピューターゲームといった電子機器を用いた対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。

海外では競技や競うこと自体を「スポーツ」と呼ぶことがある。海外では既に広まっており、国際大会も開催。
日本では昨年「e‐スポーツ元年」といわれ、徐々に浸透。都市部を中心に大会が開かれるようになり、
市場も急成長している。

名寄では有志4人が集まり、今年2月に名寄e‐Sports協会を設立。宗片代表は「大会を開催するためにも、
しっかりした組織をつくろう―と考えた」と話し、e‐スポーツの認知を広げるとともに、行政や企業と連携し
北海道モデルのe‐スポーツ環境の形成を目指している。同協会主催では初めて大会を開催。
日本最北の大会でもあり、名寄の雪と、ゲーム用語で雪だるま式に増える「経験値」を掛け合わせて「Snowball」と名付けた。

大会には小学生16人、一般32人が出場し、トーナメント戦で進行。任天堂の対戦型アクションゲーム
「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」を使用。大勢の市民が観戦する中、各自のスキルを
発揮して腕を競い合い、勝利を目指すとともに、愛好者同士で健闘もたたえていた。

http://www.hokkaido-nl.jp/article/11036