ビートたけしが16日、レギュラーを務めるTBS系「新情報7daysニュースキャスター」に出演。ピエール瀧容疑者がコカインを摂取したとして麻薬取締法違反の疑いで
12日に逮捕されたことを受け、NHK大河ドラマ「いだてん」の撮影現場が大混乱していることを明かした。たけしも同ドラマに出演している。


 14日に「いだてん」のロケに行ったというたけしは、「現場で『どうもピエール瀧です』て言ったんだよ。(そしたら)全員ひいて。ディレクターなんか、どす黒い顔して、
『やめてくださいよ、そういう冗談は』って。なんで?っていったら『徹夜徹夜で編集し直して』って
。プロデューサーもドロみたいな顔してた」と、瀧容疑者の逮捕を受け、出演シーンをカットしたり、撮り直したりする編集作業も含めて、大混乱に陥っていることを明かした。

 瀧容疑者はたけしが監督した映画「アウトレイジ 最終章」(17年公開)にも出演している。同作は瀧容疑者の“寄り”(アップ)のカットから始まる。ベテランでも、
冒頭シーンの寄りの撮影ではアガってセリフをかんだり、ろれつが周らないのが普通なのに、瀧容疑者は「落ち着いてるわけ、俺の映画なのに」と驚いたという。

 「でも実はあん時、アレかな、記事読むと何十年前から…(薬物をやってた)。気が弱い人なんじゃないかな、逆に。気が弱いから、あんなに落ち着いてやったのかな」
と話し、「いきなりすんなりOKないんだけど、無理矢理そういうこと言いたくないけど、やけに落ち着いてたね」と同時に普通とは違う“違和感”も感じたことを明かした。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190316-00000136-dal-ent