ユーロ圏の経済に何が起きているのでしょうか。

GDP=域内総生産の伸び率は去年、1.8%となり、前年の2.4%から大きく縮小しました。

大きな要因になったのが、ユーロ圏で最大の経済大国ドイツの失速です。去年の後半、ドイツのGDPの
伸び率は7−9月期がー0.2%、10−12月期は0%と低迷しました。2期連続でマイナス成長となると、
景気後退局面に入ったとされます。

財政問題に揺れるイタリアは同じ時期にこの状態になりましたが、ドイツも景気後退ぎりぎりの
状況となったのです。

ユーロ圏ではこれまで、域内最大の経済大国ドイツがほかの国々を力強く引っ張ってきました。
盟主ドイツが失速した影響は非常に大きいのです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190308/k10011840681000.html