【平安名純代・米国特約記者】米カリフォルニア州の海兵隊基地トゥエンティナインパームス地対空戦闘センター上空で2月28日、FA18ホーネット戦闘攻撃機2機が空中で接触する事故を起こしていたことが9日までに分かった。

負傷者はいない。米海軍安全センターは、事故の深刻度を示す4分類のうち、最も重大な「クラスA」に分類した。

同センターによると、事故機は同州ミラマー海兵航空基地の第3海兵航空団所属。空中で接触後、2機とも無事に着陸し、操縦士2人とも無傷だった。

 FA18を巡っては、昨年12月に高知県沖の太平洋上で、米海兵隊岩国基地(山口県)所属のKC130空中給油機と接触して墜落し、海兵隊員6人が死亡した。

墜落機と同型のFA18戦闘攻撃機は、米軍嘉手納基地や普天間飛行場に米本土の米軍基地から外来機として飛来している。

クラスAは、被害が200万ドル(約2億2千万円)以上または死者が出た事故に適用される。

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