北海道胆振東部地震によって引き起こされた全道の停電は2日間以上に及び、被災者はスマホはもちろん、ラジオの電池切れの脅威にさらされることに…。
このニュースが流れると、全国で“手回しラジオ”の需要が急増。
特にソニーの「ICF-B09」と「ICF-B99」は大人気で、現在でもメーカー品切れが続いています。


ソニーは手回しラジオ老舗メーカー
東日本大震災以降、ラジオに付いたハンドルを回して発電、
内蔵バッテリーを充電して使う手回しラジオが、多種多様なメーカーから発売されました。
その中でも知名度が高いのがソニーです。

それもそのはず、ソニーは1997年から手回しラジオを作り続けてきた老舗メーカーだからです。
そんなソニーの伝統ある手回しラジオの現行モデルが「ICF-B09」です。ソニーストア価格は8,910円です。

前モデルの「ICF-B08」をワイドFM対応にしたモデルで、上位機種には「ICF-B99」があります。
こちらはICF-B09ではソフトライトとなっているボディ上面に、ソーラーパネルを備えて充電力をより高めた仕様。
ICF-B99の方が価格が高騰するのもうなずけます。

ソニーは手回しラジオの開発に20年
手回しラジオの開発に20年の実績を持つソニー。
充電用ハンドルの握りやすさや、回転時のトルク感などに一日の長があります。
他メーカーにはマネのできないノウハウが詰まっているというわけ。
その発電能力は1分間回してFMラジオ放送が50分聞けるというものです。

ソニーの手回しラジオICF-B09の受信周波数は530〜1710kHz(AMラジオ放送)、76.0〜108.0MHz(FMラジオ放送)。
スピーカー外径/出力は36o/90mWです。
FMスピーカー作動時間は80時間(乾電池使用時)で、電源は内蔵充電池、単3形乾電池×2本となっています。
サイズ/重さは132W×77H×58Do/376gです。

なお、ソニーストアのWebサイトには、注文の一時停止の告知がなされています。注文済みでも最長で2019年5月の受け渡しになるというほどの品切れ状態が続いているのです。

ソニーの手回しラジオの品切れが続いている理由
https://radiolife.com/tips/radio/30134/
https://radiolife.com/wp-content/uploads/2019/03/sony-handle-radio.jpg