西城小学校(国仲克紀校長)に21日、青森県八甲田山の雪が届けられた。児童たちは雪の感触を確かめ、雪合戦や雪だるまを作って楽しんだ。

海上自衛隊第5航空群(中村敏弘司令)が1995年から実施している活動で、今回は約260`の雪を輸送。県内では同校を含め4カ所にプレゼントする。

児童たちは校庭に敷かれたシートに雪が運ばれると、われ先にと一斉に飛び出し雪を触り「冷たーい」と声を上げてはしゃいでいた。

自衛隊員らが、ふるいに乗せた雪を頭上で揺らすと、子供たちは空から雪が降ってくるイメージを体感して歓声を上げた。

池田人星君(4年)は「初めて雪を触った。手が凍りそう。雪だるまを作ったことが楽しかった」と話した。

輸送の受け入れなどは久松五勇士会(粟国恒広会長)が協力した。

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