巨大な深海魚として知られる「リュウグウノツカイ」の人工ふ化に、美ら海水族館が成功していたことがわかりました。世界で初めてのケースと見られています。

こちらが、人工ふ化で誕生した「リュウグウノツカイ」の赤ちゃん。全長は7ミリ程度です。

沖縄美ら島財団総合研究センターによりますと、1月28日、読谷村の沖合で定置網にかかったオスとメスの「リュウグウノツカイ」が美ら海水族館に運び込まれました。
2匹はすでに死んでいましたが、それぞれの体内から精子と卵子を取り出し、人工授精を行ったということです。

2週間以上かかって生まれた約20匹の赤ちゃんですが、餌を食べる様子がなく、2月19日までに全て死んだということです。
センターでは、今回得た情報などをもとに生態の解明を進めたいとしています。

http://www.qab.co.jp/news/20190220111450.html
http://www.qab.co.jp/news/wp-content/uploads/2019/02/19-02-20-01-580x327.jpg