河野太郎外相は衆院予算委で「(文氏の発言は)到底受け入れられない。極めて無礼な発言だ」と批判した上で、
「韓国側が誠意を持った対応をすると期待している」と語った。
 河野氏は10日、訪問先のフィリピンで「発言には気を付けていただきたい」などと苦言を呈していた。

 また、公明党の山口那津男代表も12日の記者会見で「どういう思いで発言したのか定かではないが、天皇陛下の
謝罪を求めるというのはいかがなものか」と不快感を示した。

 文氏は米ブルームバーグ通信のインタビューで、慰安婦問題をめぐり、天皇陛下は「戦争犯罪の主犯の息子ではない
のか」と指摘。「そのような人が、高齢の元慰安婦の手を握り本当に申し訳なかったといえば、これを最後に問題は解決
する」と述べた。