富士通クライアントコンピューティング(FCCL)が、2019年春夏モデルとなる新PCを発表しました。
注目となるのが今回のダークホース的存在と呼べる、高性能な直販専用デスクトップPC『ESPRIMO WD-G/D1』。
受注開始は3月中旬から。価格情報は原稿執筆時では未定です。

WD-G/D1は、FCCLの個人向けPCとしては久々となる、ミニタワー型のデスクトップPC。
外観は同社のPCワークステーションと共通ですが、ビデオカード(グラフィックスボード)を
NVIDIA GeForce RTX 2080搭載品"のみ"とする(下位GPUや非選択のオプションはなし)など、
非常に尖ったパーツ構成が特徴。

コーエーテクモゲームズの『信長の野望・大志 with パワーアップキット』の推奨スペック認定も受けています。

またミニタワータイプのゲーミングPCとして見た場合、マイクロATXサイズのマザーボードを採用しながらも、
奥行きが狭く小型な「机上に置けるミニタワー」という、昨今では貴重なモデルとなっています。

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最大の特徴となるのが、奥行きを狭めたオリジナルレイアウトのケース。
上述のようにFCCL製PCワークステーションのノウハウが投入されており、昨今では一周回って珍しくなった
クセのないパーツ配置が特徴。またケースのみならず、マザーボードも富士通ロゴ入りのオリジナル仕様となっています。

そしてビデオカードは上述のように、NVIDIA GeForce RTX 2080搭載品のみ。
さらに市販の一般的なカードに比べてカードの奥行きを狭めた『GeForce RTX 2080 mini』と呼称するタイプを搭載します。

このRTX 2080搭載のショートサイズ(奥行きが短い)カードは、原稿執筆時点で単体パーツとしては
ほぼ見ないという、非常に貴重なもの。ここも隠れた特徴です。
https://japanese.engadget.com/2019/02/11/pc-rtx-2080-wd-g-d1/