女子大生死体遺棄 逮捕された35歳オタク男との接点はゲームか 通り魔事件元死刑囚と同級生?

昨年11月から、東京都葛飾区の女子大生(19)が行方不明になっている事件で、警視庁は31日、茨城県神栖市内に遺体を遺棄したとして、
同市深芝南2丁目、無職広瀬晃一容疑者(35)を死体遺棄の疑いで逮捕した。女子大生は昨年11月20日、神栖市内で確認されて以降、
消息がわからなくなっていた。遺体は女子大学生とみて、身元の確認を急いでいる。

警視庁はこれまで広瀬容疑者を任意で事情聴取してきた。

「女子大生の携帯電話の位置情報から、途絶えたのが神栖市郊外の畑で、直前に広瀬容疑者に会っていた。数日前に広瀬容疑者宅を家宅捜査して、
事情を何度も聞いていたが、『自宅まで来たが、すぐに帰った』などと供述。なかなか口を割らなかった。だが、昨夜ようやく遺棄したことを認めて
遺棄した現場を自供。逮捕となった」(捜査関係者)

 女子大生はゲームが趣味でそれを通じて広瀬容疑者と知り合ったとみられる。そして、広瀬容疑者が浮上したもう一つの理由は、過去の犯罪だった。
2017年4月、千葉県の高校生(当時17)を言葉巧みに茨城県まで呼び出し、児童買春した容疑で逮捕されているのだ。

「女子大生と広瀬容疑者はインターネットのゲーム関連の掲示板で知り合ったそうだ。2人になんらかのトラブルがあり、
困った広瀬容疑者が殺害したのではないか」(前出の捜査関係者)

 広瀬容疑者は、児童買春の事件後は茨城県鹿島市内の建築会社でアルバイトをしていたという。

「昔から、ゲームが好きで、オタクのような性格。中学や高校ではなかなか友達ができず、不登校になっていたこともあった」(知人)

 そして、知人は驚くようなことを明かした。

「2008年に茨城県土浦市で刃物で9人を殺傷する通り魔事件を起こし、13年に死刑になった金川(真大元死刑囚)と広瀬容疑者は中学時代の同級生だった。
金川は中学時代、活発なヤツだった。だが、ゲームにはまって引きこもって、通り魔事件を起こした。広瀬容疑者もゲーム好きだったから、接点はあったと思う」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190131-00000021-sasahi-soci