明石市長が辞意 市職員への暴言問題で
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道路の拡幅工事をめぐり、市職員に「火を付けて捕まってこい」などの暴言を浴びせたとして問題になっている兵庫県明石市の泉房穂市長(55)が「発言の責任を取りたい」として辞任の意向を固めたことが1日、分かった。
市幹部らによると、泉市長は「引き留める声もあるが、自分の発言に責任を取りたい」などと話し、引き留めにも応じなかったという。
同問題では、明石駅南の国道2号の拡幅工事をめぐり2017年6月、土地買収に応じていなかった地権者の建物について、市職員との内部協議の場で「火付けて捕まってこい、おまえ。燃やしてしまえ。損害賠償を個人で負え」などの暴言を浴びせていたことが今年1月28日に判明。29日に市役所で記者会見を開き、事実を認めて謝罪していた。
その際、辞職は否定し、すでに立候補を表明している4月の同市長選について「市民の判断を仰ぎたい」と、改めて立候補の意向を示していた。同市長選には、前職で兵庫県議の北口寛人氏(53)が立候補を表明している。