大阪 富田林市の住宅街にある倉庫で、数千株の大量の大麻草が栽培されているとして、近畿厚生局麻薬取締部と警察は関係する建物を捜索しています。

捜索を受けているのは、大麻草を乾燥させたり保管したりしていたとみられる富田林市の建物などです。

捜査関係者によりますと、この近くにある倉庫では、末端の密売価格で数億円に上る数千株の大麻草が栽培されているとみられています。

倉庫の窓はすべてベニヤ板で覆われ、暗い室内で照明器具を使って光の量を調節し、エアコンで温度を一定に保っているとみられています。

麻薬取締部と警察は大麻草の「栽培工場」として使われていたとみて、男ら数人を大麻取締法違反の疑いで逮捕しました。

今後、販売先などの解明を進めることにしています。

現場は近鉄長野線の富田林駅から1キロほど離れた住宅街の一角で近くには小学校や幼稚園があります。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190115/k10011778401000.html
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