14日正午ごろ、古河市の製鉄所の寮で中国人技能実習生どうしが口論になり、包丁で腹部を刺してけがを負わせたとして34歳の中国人の男が殺人未遂の疑いで逮捕されました

男は、「殺すつもりはなかった」などと話し容疑の一部を否認しているということです。

逮捕されたのは古河市大堤の製鉄所で働いている中国人技能実習生、張発軍容疑者(34)です。
警察によりますと張容疑者は、14日正午ごろ製鉄所の敷地内にある技能実習生用の寮の台所で、包丁で33歳の同僚の実習生の男性の腹部を刺してけがを負わせたとして殺人未
遂の疑いがもたれています。
刺された男性は、病院に運ばれ、手当てを受けていますが、意識はあり、命に別状はないということです。
張容疑者は、警察の調べに対して、包丁で刺したことは認めているものの「殺すつもりはなかった」などと話し容疑の一部を否認しているということです。
張容疑者は、おととし8月からこの製鉄所で技能実習生として働いていて、ほかの5人の中国人実習生と共同生活をしているということです。
当時、台所には4人の実習生がいたということで警察は、目撃者から話を聞くなどして事件のいきさつや動機について詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20190114/1070005167.html