全国さんま棒受網漁業協同組合(東京)は12日までに、2018年の全国のサンマ水揚げ量が前年比55%増の11万9930トンだったと発表した。
歴史的な不漁だった17年は上回ったものの、例年の20万トン以上の漁獲量に比べると低水準にとどまった。組合は「4年連続の不漁だった」
と説明している。今後、好転するかどうかは不透明だ。


 サンマが集まる漁場が港から遠い状態が続き、不漁につながった。19年も漁場は遠いとの見方が専門家の間である。
詳しくは分かっていないが、漁場の位置は海流や海水温の変化などが影響するとされる。資源量も枯渇が懸念されている。(共同)
https://mainichi.jp/articles/20190112/k00/00m/020/136000c

2018/09/12
近鉄奈良駅前でサンマ無料配布 800人に旬の味

旬の魚を味わって魚の良さを知ってもらおうと、奈良県魚食普及協議会は11日、奈良市の近鉄奈良駅前でサンマを無料配布した。
2004年から毎年実施しており、今年は先着800人に、1人あたりサンマ3匹とスダチ1個が配られた。

 午前10時半ごろから人が並び始め、配り始める午後2時には数百人が並んだ。サンマは約30分で配り終えた。
大阪府摂津市の梶原豊さん(58)は「毎年楽しみにしているが、今年は行列も長い気がする。塩焼きにして食べたいです」と笑顔で話した。

 協議会の川井純司会長は「旬の魚を食べたらまた食べたいと思うはず。今年のサンマをどんどん食べてほしいです」と話した。
https://www.asahi.com/articles/ASL9C44JFL9CPOMB007.html