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韓国・ソウルの中心部で、一般の車を使った“相乗りサービス”に反対するタクシー運転手が焼身自殺を図り、死亡しました。タクシー運転手による抗議の焼身自殺は、先月に続き2件目です。

 焼身自殺を図ったのは、64歳のタクシー運転手の男性です。男性は9日午後6時ごろ、ソウル中心部に止めた自身のタクシーの中でガソリンとみられる液体をまいて火をつけたということで、搬送先の病院で死亡しました。

 これを受けて緊急会見を行ったタクシー団体によりますと、男性は、タクシー運転手が搾取されていると主張し、「タクシー運転手よ、立ち上がれ」という内容の遺書を残していたということです。

 ソウルでは、無料通信アプリなどを運営する「カカオ」が一般の車を使った“相乗り”サービスを始めようとしていて、タクシー業界が猛反発。先月、国会前でおよそ12万人のタクシー運転手が反対の声をあげたほか、別のタクシー運転手が抗議の焼身自殺をしています。(10日19:23)