万年筆店に車突っ込み1人軽傷 甲府
2019年1月9日 18時07分

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190109/k10011772561000.html



9日午後、甲府市の商店街にある万年筆の専門店に軽乗用車が突っ込み、店にいた80代の従業員が軽いけがをしました。車は、近くの電力会社の50代の社員が運転する業務用の車で、警察が詳しい状況や原因を調べています。

9日午後1時すぎ、甲府市丸の内にある万年筆の専門店のガラスのドアを軽乗用車が突き破り、車体の3分の2ほどが店内に入った状態で止まりました。

この事故で、店にいた80代の女性従業員がガラスの破片で左手首に軽いけがをしました。

ほかの従業員や客にけがはありませんでしたが、ショーケースが壊れて店内には商品が散乱しました。

この軽乗用車は、道路の向かいにある電力会社の業務用の車で、50代の女性社員が運転していたということで、警察は運転操作を誤ったものとみて事故の詳しい状況や原因を調べています。

当時、店にいた従業員は「車が突然飛び込んでくるのが見えて怖かったです。とっさに店の奥に逃げました」と話していました。

社員が運転する業務用の車が事故を起こしたことについて、「東京電力パワーグリッド山梨総支社」は、「けがをさせてしまった方や周りの方々に申し訳ありません。原因をはっきりさせ、このような事故が起きないように気をつけます」としています。