ことし3月に甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球の開会式の入場行進曲が9日発表され、平成最後の大会となることしは、平成を代表するヒット曲として、SMAPの「世界に一つだけの花」と槇原敬之さんの「どんなときも」に決まりました。

センバツ高校野球の開会式で使われる入場行進曲は、毎年、世相を反映した曲やヒット曲から選ばれてきましたが、ことしは平成最後の大会となることから、平成に入って30年間でCDの累積売り上げ枚数が最も多かったSMAPの「世界に一つだけの花」とこの曲を手がけた槇原敬之さんの代表曲「どんなときも」に決まりました。

「世界に一つだけの花」は、平成15年にシングルCDとして発売され、翌年のセンバツ高校野球の入場行進曲に選ばれました。
そして、平成に入って最も多い累計300万枚余りを売り上げるなど幅広い世代から親しまれています。

さらに今回は「世界に一つだけの花」を手がけた槇原さんの「どんなときも」のメロディーを組み入れ、平成の時代を象徴する入場行進曲として編曲することになりました。

槇原さんは「平成最後の大会で再び入場行進曲として選ばれ、大変光栄です。世界に一つだけの花のようにそれぞれに、それぞれの輝きを見せてくれたら僕はとてもうれしく思います」とコメントしています。

ことしのセンバツ高校野球は、今月25日に出場する32校が決定し、3月23日に開幕します。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190109/k10011772531000.html