大阪市の小学4年生の仲邑菫(なかむら・すみれ)さんが、囲碁の棋士採用試験に合格し、最年少の10歳でプロ入りが決まった。

菫さんが修行した韓国では、指導にあたった関係者や友人もその実力を絶賛して、プロ入りをたたえている。

菫さんは、2017年から、ソウルにあるプロの棋士が運営する囲碁道場に通っていた。

その腕前は、囲碁の強豪国と言われる韓国でも、群を抜いていると言われている。

囲碁道場主宰者のハン・ジョンジン九段は、「韓国の同じ年頃の子どもの中で、菫さんは最も実力がある」、「どんな相手と打っても、負けると涙を流す。負けん気が誰よりも強い」と話した。

菫さんは、数年前に韓国へ渡って、すぐに韓国語を習得。

プロを目指す現地の子どもたちと親交を深め、今では、憧れの存在にまでなっている。

囲碁道場に通うイ・ナヒョンさん(9)は、「菫さんはわたしより強い、10回対局して、わたしは1回しか勝てなかった」と話した。

囲碁道場に通うイ・ジョンウンさん(11)は、「(菫さんのプロ入りを)お祝いしたい、わたしももっと頑張らなくちゃ」と話した。

菫さんは、1月中旬に韓国を訪れ、関係者にプロ入りを報告するという。

菫さん修業した韓国で... 関係者や友人も称賛
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