AI兵器開発、米中が火花 静まりかえった北米攻撃CG
2018年12月28日07時43分
https://www.asahi.com/articles/ASLDQ7JF6LDQUHBI029.html

中国で行われたドローンの飛行実験では、山腹から119機が次々と飛び立ち、AIが機体を制御して群集飛行をしてみせた
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赤土がむき出しになった中国の山あいを、ドローン(無人機)が鳥の群れのように舞った。
その数119。人工知能(AI)が機体を制御し、集結や分散を繰り返す。
攻撃目標を発見すると、2群の編隊に分かれてぐるりと取り囲んだ。
パイロットはいない。地上からの指示もない。

5月、中国の国有企業「中国電子科技集団」が開いたAI技術の発表会。
同社が世界記録と誇る固定翼ドローンの群集飛行実験のビデオが披露された。
「生物が群れをなすのは種の生存のため。ドローン群集は未来の戦争で勝利のかぎを握る」。

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映像ではこんな説明に続き、北米の地図が映し出された。「攻撃」の文字。
ここから先は架空のCG映像だが、人工衛星を通じて指令が送られ、
無数のドローンによる攻撃で高層ビルが立ち並ぶ都市が火に包まれた――。
発表会場に集まった軍や企業、大学関係者ら約300人は静まりかえったという。
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181227004008_comm.jpg

>2以降に続く