2015年に千葉県船橋市の少女(当時18)を畑に生き埋めにして殺害したとして、強盗殺人、強盗強姦(ごうかん)、逮捕監禁などの罪に問われた井出裕輝被告(24)を無期懲役とした一、二審判決が確定する。最高裁第一小法廷(深山卓也裁判長)が25日付の決定で、被告側の上告を棄却した。

 一、二審判決によると、井出被告は15年4月、友人らと共謀し、少女を車に連れ込み、両手足を結束バンドで縛ったうえで財布などを強奪。少女に乱暴したうえで、同県芝山町の畑に掘っておいた穴に入れ、土砂をかぶせて窒息死させた。

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