火器管制レーダーで、水上捜索?

12月22日付の韓国・聯合ニュースによると、「韓国軍の消息筋は、『出動した駆逐艦は遭難した北の船舶を迅速に見つけるため、火器管制レーダーを含むすべてのレーダーを稼働し、この際、近くの上空を飛行していた日本の海上哨戒機に照射された』と説明した」という。

日本の防衛省は22日、「火器管制レーダーは広範囲の捜索に適するものではなく、遭難船舶を捜索するためには、水上捜索レーダーを使用することが適当です」とコメントしている。聯合ニュースの記事が正しいとすると、漁船のような海上の目標を探すのに、STIR180対空火器管制レーダーも働かせる必要があったのかどうか。

それとも、この「クァンゲト・デワン」には、一度にすべてのレーダーを稼働させる仕組みが組み込まれていて、人為的ミスでそれを稼働させたのか。または、すべてのレーダーを稼働させてしまったのは、システムというより“欠陥”であって、それがこの「クァンゲト・デワン」級にあったのかどうか。

または、そんなシステムや“欠陥”はなかったが、指揮系統の人為的ミスで、すべてのレーダーを稼働させたのか。それとも、何らかの事態の場合には、すべてのレーダーを稼働させるという決まりでも、韓国海軍にあるのだろうか。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181223-00010001-fnnprimev-int&;p=2