中国、米国車の報復関税停止 1月から3カ月間

中国政府は、アメリカからの輸入車に課している報復関税を、3カ月間停止すると発表した。

発表によると、中国は、アメリカによる対中制裁の報復として、アメリカからの輸入車に課している25%の追加関税を、年明けの2019年1月1日から3カ月間停止し、他国製と同じ15%に引き下げる。

12月1日、アルゼンチンで行われた米中首脳会談での合意を受けた措置としていて、中国が貿易戦争で報復関税を取り下げるのは初めて。

中国としては、貿易摩擦解消に向け、アメリカとの協議が続く中、譲歩を示す狙いがあるとみられる。

https://sp.fnn.jp/posts/00407785CX


中国が米産大豆を連日買い付け、14日にも30万トン

【シカゴ=野毛洋子】中国が連日、米産大豆を買い付けている。米農務省の発表によると、中国は13日に113万トンの輸入契約を結んだのに続き、14日にも30万トンの契約を結んだ。今年12月1日に米中首脳が中国の米産農産物購入で合意したことを受けた動きで、今後も続きそうだ。

米産大豆の中国向け輸出は今年7月に中国が関税を課して以来、激減していた。今年10月の中国向け大豆輸出量は前年同月比96%減の約27万トンだった。

イリノイ州の穀物業者アレンデールのリッチ・ネルソン氏(チーフストラテジスト)は「中国の買い付けは来年1月半ばまでに200万〜500万トン程度に達する可能性がある」とみている。

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO3898941015122018000000?s=0