日韓関係が悪化する中、日韓議員連盟と韓日議員連盟が開く14日の合同総会に、安倍首相が祝辞を寄せないことがわかった。

日韓議連と韓日議連の合同総会は毎年開かれていて、日本の首相と韓国の大統領が祝辞を寄せるのが通例。

しかし、14日にソウルで開かれる合同総会に安倍首相は祝辞を寄せず、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と面会する
日韓議連の額賀会長に親書を託さない、異例の対応となることがわかった。

日韓議連・額賀会長は「親書とか、われわれが政府の考え方を持っていくということではない」と述べた。

安倍首相は11日午後、首相官邸で額賀氏らと面会したが、祝辞や親書の話はしていないという。

太平洋戦争中の徴用をめぐり、韓国最高裁などで日本企業に賠償を命じる判断が相次いでいることなどを受け、
政府関係者は「祝辞を出す雰囲気ではない」と述べている。

https://www.fnn.jp/posts/00407461CX