フジテレビで毎年恒例の音楽番組FNS歌謡祭が5日に放送され、平均視聴率は昨年を上回る14.2%だった。
翌週12日にも生放送されるが、今年のFNS歌謡祭においてフジテレビがもっとも苦慮したのは、韓国アーティストの扱いだ。
結果的に旬のK-POPアーティストは出場させないが、批判が少なそうな歌手はOKという妥協策を打ち出した。

 BTS(防弾少年団)の原爆Tシャツ問題、そして韓国内での徴用工判決による日韓関係の悪化により、韓国勢には強い逆風が吹いている。
FNS歌謡祭の出演アーティスト選考でも、韓国勢の扱いには最後まで苦慮した。

「BTSは即アウトでしたが、困ったのは他のアーティストを出演させるかどうかです。
当初の予定では、今が旬のグループをもっと多く出すはずだったが、世論の批判を恐れて一旦白紙に戻った。
紅白出場が決まったTWICEも直後に慰安婦Tシャツ着用問題が発覚し、MHKに抗議が殺到していましたから」(フジテレビ関係者)

 今年になって再びK-POPが若年層の間で人気となっているのは確かで、フジとしても若者を引き付けるために出演させたかった。
それと同時に番組に出せばまたまた批判を浴びてしまうのは確実な情勢というジレンマを抱えていた。
そこで出した結論が「批判の出ない韓国勢を出す」というものだった。





BTSやTWICEよりヤバくない“安牌”韓国K-POPグループとは!? FNSも「批判の出ない韓国勢」を選び抜き…
https://tocana.jp/2018/12/post_19026_entry.html