フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルの女子ショートプログラムで12月6日、
紀平梨花(16)がルール改正後の世界最高得点となる82.51点を記録し、首位に立った。
GPファイナル連覇を狙う平昌五輪金メダリスト、アリーナ・ザギトワ(16)は77.93点で2位。

GPシリーズデビュー戦から2連勝の紀平は、冒頭の3回転アクセルを決めると、
その後の3回転フリップー3回転トーループのコンビネーションジャンプなども成功。
ほぼノーミスで、圧巻の演技を披露した。

試合後の記者会見で紀平は、リンクに立った時の心境について、
「グランプリファイナルという大舞台であることは特に意識せず、自分の演技に集中して完璧に滑ることだけ考えた」とコメント。
「ジャンプのイメージだけをしていたので、特に緊張することはなく良い状態でできた」と振り返った。

得点については、「想像以上の点数が出て本当に嬉しい」と述べ、
「これからも、この点数を見て伸びしろがあるかなど、ジャッジスコアを見てどこを伸ばしたらいいか確認したい」と語った。

日刊スポーツによると、2005年の浅田真央以来、シニアデビュー1年目でファイナル制覇を成し遂げた日本選手はいない。
13年ぶりの快挙を成し遂げることができるか、注目が集まる。

SPの模様は、7日午後7時30分からテレビ朝日系で放送予定。女子フリーは日本時間9日に行われる。




紀平梨花、世界最高得点でGPファイナル首位発進。「緊張することはなく良い状態でできた」
https://www.huffingtonpost.jp/2018/12/07/rika-kihira-grandprix-2018_a_23611296/