【ワシントン時事】米商務省が6日発表した10月の貿易統計(通関ベース、季節調整前)によると、
モノの取引に限った対中貿易赤字は前年同月比22.4%増の431億ドルと、前月に続き単月で
過去最大を更新した。トランプ政権が、先の米中首脳会談で開始が決まった貿易協議で、
不均衡の是正圧力を一層強める可能性がある。
対日赤字は4.0%減の62億ドル。赤字幅は中国、メキシコ、ドイツに次ぐ4位。
米国は7月から8月にかけて、中国からの500億ドル相当の輸入品を対象に制裁関税を発動。
9月24日には2000億ドル相当の製品も対象に加えた。対中赤字は前月比では7.1%増えた。(2018/12/06-23:05)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018120600877&g=int