【ソウル共同】韓国科学技術情報通信省は28日、南西部の全羅南道高興にある羅老宇宙センターで同日、独自開発を目指すロケット「ヌリ号」のエンジン性能を試験し、目標としていた燃焼時間を上回ることに成功したと明らかにした。

エンジンを積んだ試験用ロケットが最大高度209キロまで飛び、予定通り韓国南部にある済州島南東の公海上に落下した。ヌリ号は2021年の発射を目標としており、同省の担当者は「技術的な準備が順調に進んでいる」と強調した。

ヌリ号は75トンの液体燃料エンジンを搭載。試験用ロケットにも同じエンジンを用い、試験では点火後に約150秒燃焼した。

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