ウクライナのポロシェンコ大統領は、黒海での出来事を受けて国内で戒厳令を発令する大統領令に署名した。ウクライナ軍参謀本部は部分的動員を開始するよう指令を受けた。
戒厳令は今日から2019年1月25日まで続くという。
ロシア連邦保安庁は11月25日午前、3隻のウクライナ船がロシア側に航行の許可を得ずにケルチ海峡に向かい、領海に侵入したと発表した。
ロシア保安庁沿岸警備隊とロシア黒海艦隊の艦船がウクライナ艦船に対し、停止するよう法にかなった要求を行った。ウクライナ艦船はこれに反応せず、航行を続けた。
違反船舶の強制停止のため、武器が用いられた。ウクライナ海軍の兵士3人が軽傷を負った。3人は治療を受けた。
艦船は拿捕された。
ロシア大統領府はこの事件を「非常に危険な挑発行為」だと呼んだ。

https://jp.sputniknews.com/politics/201811265632008/

26日、ロシア外務省はクリミアのケルチ海峡でウクライナが行った煽動について声明を表し、ロシアは自国の主権、安全保障へのいかなる侵犯も厳しく遮断することを明らかにした。
「ウクライナ側に警告する。キエフ当局が米国およびEUと強調し、アゾフ海、黒海でロシアとの紛争を煽動する路線は深刻な結末を呼ぶ。
ロシア連邦は自国の主権、安全保障へのいかなる侵犯も厳しく遮断していく。」ロシア外務省はこう強調している。
先にロシア連邦保安庁は、ウクライナ海軍艦船がロシアの領海を侵犯し、ロシア連邦保安庁国境警備局とロシア黒海艦隊の艦艇や小型舟艇による即刻停船せよとの法的要求には反応せず、
危険な行為を行ったため、ウクライナ海軍艦船を拿捕したと発表した。

https://jp.sputniknews.com/politics/201811265631464/
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