携帯電話全般の買取・販売を手掛ける携帯市場は、2018年1〜10月の10カ月間における中古フィーチャーフォ
ン(ガラケー)の販売台数が前年同期比で約1.5倍にあたる15万743台と過去最高を記録した。これを踏まえて、
携帯市場では12月末時点で20万台を超える見込みとしている。

2017年11月に東京・神田にガラケー専門店「携帯市場 神田本店」をオープンしたほか、18年9月にiPhoneとガラ
ケーの小型専門店を4店舗、10月に1店舗を出店したことが販売増の要因にもなった。

また、携帯市場が実施した「スマートフォンの利用実態“スマホ疲れ”調査1000人アンケート」によると、スマート
フォン(スマホ)の利用をやめたいと思ったことがあるというのが27%と比較的多く、理由として「SNSや操作が面
倒」「料金が高い」が上位を占める結果になったという。

シンプルで安い端末を求める傾向が高まっており、キャリアがシンプルフォンの発売を予定していることから、携
帯市場では今年が“ガラケー回帰”の年と捉えている。

https://www.bcnretail.com/market/detail/20181106_92521.html