サウジアラビアの記者ジャマル・カショギ氏がトルコ・イスタンブールのサウジ総領事館で殺害された疑惑をめぐり、サウジ人の容疑者がカショギ氏に加えた暴行に関する情報は次々にメディアで報道された。
追い込まれたサウジは最終的にカショギ氏が「口論と殴り合いの末、死亡した」と認めざるを得なくなった。
トルコとサウジは事件前から関係が悪化しており、サウジの政権に打撃を与えるためトルコが情報をリークした可能性も指摘されるが、手法には疑問の声も出ている。

 2日に総領事館で行方不明になったカショギ氏について、トルコ当局はこれまで、捜査状況を公式な形では発表していない。
一方、サウジ国籍の容疑者の動静に関する映像・画像や、録音に基づく殺害に至るまでの生々しい様子など捜査当局しか知り得ないような情報がメディアにリークされ、世界に広まった。

情報リークでサウジに圧力=トルコ、手法に疑問も−記者死亡事件
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018102000433&;g=int