今年初め、MicrosoftはOffice 365アプリにディクテーション(音声入力)機能を追加しました
(現在利用できるのは英語、中国語、スペイン語のみ)。今度はこの機能を、ディスレクシアの
人々をサポートする名目で、ブラウザから使えるオンライン版のWordとOneNoteにも追加する
と発表しました。今後数週間で利用可能になるとのこと。ただ、おそらくは、こちらも英語、
中国語、スペイン語のみになると考えられます。

ディスレクシアは失読症や難読症と呼ばれる、知的能力や一般的な理解能力に問題はないものの、
文字の読み書きが困難になる学習障害の一種です。

ディクテーション機能以外にも、今秋にはイマーシブリーダーで数学問題の読み上げに対応するなど
ディスレクシアのサポートを拡充する予定です。ちなみに、イマーシブリーダーは文章を読み
上げてくれる機能で、WordやOneNoteですでに利用可能。こちらは日本語にも対応しています。

https://japanese.engadget.com/2018/10/16/ms-office-for-dyslexia/