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沖縄県知事選後わずか2週間余りで「対抗措置」を講じ、あくまで辺野古新基地建設を進める考えの国に対し、玉城デニー知事誕生を支えた若者からも反発の声が相次いだ。

「うそ? 知事選があったばかりなのに」。
沖縄国際大4年の男性(22)=那覇市=は政府の対抗措置を耳にした時、そう思った。
知事選では玉城陣営でパンフを配り、「辺野古新基地は要らない」と街頭演説もした。
「政府は『沖縄に寄り添う』と言葉だけ取り繕っている。実際は植民地のような扱いだ」と指摘した。

米国の大学で博士課程に在籍する女性(31)は一時帰国し、玉城知事誕生に汗を流した。
「これが日本の民主主義か。世界からの信用がなくなるのではないか」と政府を強く批判。
「そこまでして辺野古に基地を造ろうとする理由が分からない。首相が明らかにしてほしい」と訴えた。