東京 港区赤坂の繁華街で17日夜、街路樹に外来種のアライグマが登っているのが見つかり、警察と消防が出動しておよそ2時間後に捕獲されましたが、多くの通行人が足を止めて捕獲の様子を見守るなど、現場は一時、騒然としました。

17日午後8時半前、東京 港区赤坂のオフィスビルなどが立ち並ぶ繁華街で、街路樹にアライグマのような動物が登っているのを通りかかった人が見つけ、警察に通報しました。

アライグマを捕獲しようと、警察官や消防のはしご車などが駆けつけ、街路樹にはしごをかけて消防隊員が登り、網を使って捕獲に臨みました。

アライグマは抵抗してなかなか捕まらず、さらに、街路樹から落ちて逃げ出しましたが、午後10時45分ごろ、捕獲されました。

街路樹の周辺では規制線が張られ、多くの通行人が足を止めて捕獲の様子を見守るなど、一時、騒然としました。

北米原産のアライグマは、ペットとして大量に輸入されましたが、その後、捨てられたり逃げたりして農作物を荒らすほか、建物の天井に穴をあけるなどの被害が全国各地で確認されています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181017/k10011675501000.html
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