スマホで気軽に商品が売買できるフリマアプリ「メルカリ」。2013年にサービスを開始し、
あの「ヤフオク!」を脅かすサービスにまで急成長したが、ここ数ヶ月、異変が起こっている。
利用者から、メルカリの運営に関し「詐欺ではないか?」という声が数多く上がっているのだ。

利用者のAさんは語る。
「私は、数年前からずっとメルカリを利用してきました。今まではメルカリからの売上金の
支払いは問題なく行われていたのですが、今年の8月になって、支払いを申請したところ、
突然、保険証や免許証など、本人確認書類をアプリ経由で提出することを要求されたのです」

Aさんはすぐに、保険証の写真を撮って提出。しかし、その後、5回に渡って再提出を要求された。

「私が受け取れるはずの売上金は凍結されたまま。1万5000円程度ですが、
他にはもっと高額を凍結されている人もいるようです」(Aさん)

「メルカリに問い合わせても、返ってくるのは定型文ばかり。
私より後にアカウントが凍結され、先に解除された人もいます」(Aさん)

その定型文が、以下だ。
http://tablo.jp/case/img/thumbnail/2018/10/8cd363ed61df58ba2f145a858d8c72ac268c5341-thumb-autox722-8946.jpeg
この文面を見る限り、メルカリは「本人確認書類の提出が完了」と認識している。
しかし、「本人確認」は順次行っており、時間がかかるので待ってほしい、ということのようだ。
要は、単に「メルカリの対応が遅れている」だけなのだ。
Aさんは、この状態のまま、2ヵ月も放置されている。

「メルカリには、売上申請期間というのがあり、90日を過ぎると無効になってしまいます。
私の1万5000円は、11月の上旬が申請期限なので、このまま無効にされてしまうのでは、
と、非常に心配しています」(Aさん)

Aさんの他にも、同様の被害に遭っている人が、SNS上に数多くの意見を上げており、
最高で47万円分の売上が凍結されている。
そのため、「アカウントを停止して、売上金をネコババする詐欺では?」と指摘する声が上がっているのだ。
http://tablo.jp/case/news003971.html