台湾人・韓国人・日本人が絡んだ過去最大の覚せい剤取引が摘発された。ソウル地方警察庁広域捜査隊は覚せい剤112キロ(約370万人分、3700億ウォン分)を密輸して
一部を流通させた台湾人チャン容疑者(25)、覚せい剤を転売した日本人D容疑者(32)、韓国人のイ容疑者(63)ら計8人を覚せい剤類管理法違反容疑で逮捕したと明らかにした。

警察はこのうち密輸した台湾人のチャン容疑者ら6人を拘束し、保管中だった覚せい剤90キロを押収した。押収した覚せい剤90キロは過去最大量で300万人が投薬できる分量。

チャン容疑者は7月、タイから釜山(プサン)港にねじ製造機を搬入し、その中に覚せい剤112キロを隠した。
チャン容疑者は3回にわたり日本人Dに覚せい剤22キロを販売し、残りの90キロはソウル西大門区(ソデムング)のワンルームに保管していた。
Dはこの覚せい剤22キロをまた韓国内の覚せい剤密売組織員イ容疑者に現金11億ウォン(約1億1000万円)で販売した。覚せい剤は市中で0.03グラムあたり約10万ウォンで売られている。


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