来年の参議院選挙に向けて、共産党の志位委員長は党の中央委員会総会で、定員が1人の
「1人区」で野党側の候補者を一本化するため各党が相互に推薦・支援する態勢を整えるべきだ
としたうえで、党としては10議席以上の獲得を目指す方針を示しました。
この中で志位委員長は、来年の参議院選挙について「先の沖縄県知事選挙ではアメリカ軍基地の
問題などで野党間の政策的な合意が広がり、1つにまとまった。安倍政権の命運は野党が本気の
共闘をするかどうかにかかっている」と指摘しました。
そして、定員が1人の「1人区」で野党側の候補者を一本化するため各党が共通の公約を作り、
相互に推薦・支援する態勢を整えるべきだという認識を重ねて示しました。
そのうえで、志位氏は「比例代表で7人以上の当選を勝ち取り、選挙区では現有の3議席を絶対に
守り抜き議席増を目指す」と述べ、党としては10議席以上の獲得を目指す方針を示しました。
また、志位氏は日米地位協定について「アメリカ軍に全国どこでも自由に部隊を配備し、国内法も
無視して自由に訓練するなどの異常な特権を与えているのは日本だけだ」と述べ、抜本的に
改定すべきだという考えを示しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181013/k10011670401000.html