これら沖縄での住民の運動。また、本土からの沖縄返還の動きもあり1972年5月15日に沖縄は日本に復帰しました。


 しかし、沖縄が本土へ復帰してからも基地となっていた土地は、地主の意志とは関係なく、その後5年間は軍用地として使えることになります。
その5年が過ぎた後はどうなったかというと「沖縄地籍明確化法」が制定し、さらに5年の延長、その後は「駐留軍用地特別措置法」によって強制的に借り上げが続きます。
これによって、地主が貸すのを嫌がっても、市町村の代表が署名すれば、米軍に土地を貸し出すことができます。
さらに、その市町村が嫌がったら、今度は県知事が許可を出せばOK。さらに、県知事も嫌がれば総理が決断を出します。
もう、どんなことになっても結局は米軍に基地は貸すんです。