1965年にはベトナム戦争にてアメリカの空爆が開始されます。
そして、沖縄の嘉手納基地からも直接ベトナムへの出撃が開始されるのです。

 この頃には、アメリカは日本以外にも韓国、フィリピン、台湾、また東南アジアのいくつかの国との間に相互安全保障条約を結んでいました。
他国からの侵略行為などがあった場合、米軍はすぐさま行動できる基地が必要不可欠だったんです。
それも、自由に無制限に利用できる便利な場所。米軍に統治された沖縄はこの条件にバッチリだったわけです。