2018年8月、BBCをはじめとした英国の各メディアが「1万1千人の14歳にアンケートした結果、22%の女子が過去1年間に自傷行為をしていた」と報じた。

男子で自傷行為をしていた割合は9%で、この結果を踏まえてイギリス全体として推測すると、14歳のうち、女子7万6千人、男子3万3千人の計10万9千人が、2015年に自傷行為をしていたとみられる。

◆自傷行為、女子に多い
 このアンケート結果は、1881年設立で歴史ある民間チャリティー団体、児童協会(Children’s Society)が発表した「The Good Childhood Report 2018」で明らかになった。
自傷行為というとリストカットが思い浮かぶが、英国王立精神科医学会(Royal College of Psychiatrists)も説明するように、火傷をする、頭をぶつける、叩く、体を刺す、錠剤を過剰に摂取するなどの行為も含まれる。
BBCによれば、児童協会のマシュー・リード氏は、こんなに多くの子どもたちが自傷行為に至ってしまうほど気が重い状態で非常に心配だと述べている。

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15406548/