夢の交通手段と呼ばれる高速真空管列車「ハイパーループ」の実物大の試作品が世界初公開された。

アメリカのハイパーループ開発会社である「ハイパーループトランスポーテーション・テクノロジー(HTT)」は
2日にスペインのエル・プエルト・デ・サンタ・マリアにて試作品「キンテロ・ワン(Quintero One)」と公開。

実際に人が乗ることが可能な試作品で、ハイパーループの会長は「2019年実際に人を乗せる準備を終える」と明らかにした。

この日HTTが公開したプロトタイプは長さ32メートル、重量5トン、耐久性が非常に高い二層構造の複合材料で作られたもの。
乗客は28名から最大40名まで乗ることが可能。

もしこれが実現すれば、理論上は東京から名古屋まで16分で走破することが可能となる(助走やブレーキなどは考慮なし)。

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