移設反対の野党は“ステルス作戦”
一方、佐喜真氏と争う玉城デニー候補は、翁長前知事の後継候補として、この選挙を翁長氏の「弔い戦」と位置付ける。そして立憲民主党など中央の野党6党派が玉城氏への「支援」を表明している。
玉城氏は、立候補の正式表明を先延ばししてまで、6党派の幹部と会談して支援の確約を得た。これは、玉城氏が「政治の師」と仰ぐ自由党・小沢代表の指示によるものという。
しかし、度々、沖縄を訪問する菅官房長官とは対照的に、野党幹部の姿は沖縄に見られない。各党はいずれも玉城氏に推薦すら出していないのだ。いわば「ステルス作戦」だ。

これは野党側に、選挙戦で基地負担をめぐる政府への不満が根深い沖縄の県民感情や、亡くなった翁長氏の「弔い合戦」との要素を全面に押し出す狙いがあるからだ。
知事選が告示された13日に、共産党の志位委員長が「戦いの構図は、安倍官邸vs“オール沖縄”」と語ったことが如実にそれを表している。
https://www.fnn.jp/posts/00366740HDK



 安倍総理大臣は、自民党幹部と電話して「残念だが、仕方ない」と述べたということです。
また、自民党の二階幹事長は「残念な結果となった。沖縄県民の審判を厳粛に受け止め、敗因をよく分析して県民の期待に応えられるよう努力していきたい」などのコメントを発表しました。
一方、立憲民主党の福山幹事長は「辺野古新基地建設撤回を支持する県民の意志が改めて明確になった。政府・与党は沖縄への対応を猛省すべき」とコメントしました。また、共産党の志位委員長は「安倍政権に対する痛烈な審判となった」と強調しました。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20181001-00000011-ann-soci