秋の全国交通安全運動(21〜30日)の一環で23日、俳優の名取裕子さんが山科署の一日署長を務めた。JR山科駅近くのラクト山科公園には、交通安全協会の会員やファンら約300人が集まった。
ドラマ「京都地検の女」に主演し、京都にゆかりのある名取さん。あいさつで、「撮影で5〜6年は京都に住んでいることになると思う」と観客の笑いを誘うと、「事故はほんの一瞬の気の緩みで多くの人が悲しむ。
交通安全を生活の中に取り入れて」と語り、反射材の着用や交通ルールの順守を呼びかけた。
その後、安朱保育園の園児たちが名取さんの名字にちなみ
▽な・何度もよくみて渡ろう
▽と・飛び出しません道路には
▽り・リンリン自転車に乗るときもみんなで事故に気をつける
――と交通安全宣言をし、名取さんと一緒に駅周辺でパレードをした。(白見はる菜)
https://www.asahi.com/sp/articles/ASL9R4GJDL9RPLZB00C.html