宇宙航空研究開発機構(JAXA)は21日、小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星リュウグウに向けて小型探査ロボット2台を投下したと発表した。
2台は着地後、リュウグウ表面の写真撮影などに挑む。ジャンプして移動する機能を持ち、成功すれば世界で初めて小惑星上で探査ロボットが移動しながら
観測活動をすることになる。
 JAXAによると、21日午後1時35分、小型探査ロボットがはやぶさ2から切り離されたことが確認された。2台はいずれも円柱に近い形で、直径18センチ、
高さ7センチ、重さ約1キロ。光や温度の状況によって自動でモーターを回転させ、跳ねるように別の場所に移動できる。

 同様の小型探査ロボットは、小惑星イトカワを探査した初代はやぶさにも搭載されていたが、はやぶさ本体が上昇中に切り離されたため、
着地できないまま終わっていた。

https://mainichi.jp/articles/20180921/k00/00e/040/312000c

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